このコンテンツは2022年4月時点の内容です。


 

なんとかしたい。だから、挑む。

人類の歴史にはさまざまな挑戦者がいた。
どんなに失敗しても、彼らの熱意や想いが何度も立ち上がらせ、
その結果、常識を打ち破り新しい世界を見せてくれた。

医薬はどうだ。

空を自由に飛び、宇宙にまで届く時代に、
私たちの体の中には未解決の課題が山積している。

私たちにはやるべきことがある。
助けなければならない人がいる。だから、挑む。

大日本住友製薬は、2022年4月1日に住友ファーマと改め、
革新的な医薬品や医療ソリューションの研究開発をより加速させる
ステージに立つ。
研究重点3領域の精神神経、がん、再生・細胞医薬に加えて、
感染症、糖尿病、医薬品以外のフロンティア領域で存在感を
高めるために、挑み続けます。

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Progress2005住友ファーマのこれまでの挑戦

  • 2005年

    大日本住友製薬 誕生

  • 2007年

    グローバル展開挑戦への第一歩

    米国において、自社創製の非定型抗精神病薬の自社開発を開始

  • 2009年

    グローバル基盤の構築

    米国で自社開発した非定型抗精神病薬の販売体制を構築するため、精神神経領域に強みを持つセプラコール社(現サノビオン社)を買収

  • 2012年

    がん領域への参入

    がん領域を専門とする米国バイオベンチャー企業ボストン・バイオメディカル社(現スミトモファーマオンコロジー社)を買収。がん領域における優れた創薬・開発力を獲得

  • 2013年

    再生・細胞医薬分野の開拓を推進

    20年以上にわたる再生・細胞医薬分野の研究で培ってきた経験とノウハウ、人的ネットワークを活用し、同分野への参入を決断、専門組織である「再生・細胞医薬事業推進室」を設置

  • 2018年

    世界初。再生・細胞医薬製造プラント
    「SMaRT」を竣工

    他家iPS細胞由来の再生・細胞医薬品専用の商業用施設としては世界初となる治験薬製造と初期の商用生産を行うことが可能な再生・細胞医薬製造プラント「SMaRT」を総合研究所内に竣工

  • 2019年

    中期経営計画2022の策定

    革新的な新薬の創出のみならず、予防医療の普及やグローバルヘルスへの貢献など、多様化が予想されるヘルスケア領域のニーズに対応するために、これまでの延長線上にない新たなビジネスモデルの確立が求められる「変革の時」を迎えるとの考えのもと、変わりゆくヘルスケア領域での社会の課題を解決するため、2019年4月にビジョンと5カ年の中期経営計画 2022(2018~2022 年度)を策定

  • 2019年

    Roivant社との戦略的提携で成長を加速

    Roivant社と戦略的提携契約を締結し、将来的にブロックバスターとなりうる開発品を含む多数のパイプラインを獲得することに加え、当社グループのデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速するヘルスケアテクノロジープラットフォームであるDrugOMEおよびDigital Innovationとそれらに関わる人材を獲得。DXを加速させ、持続的成長の実現に向け「データ駆動型の製薬企業への転換」と「新たな価値創造とオペレーション改革」を推進

Now住友ファーマの現在地

アンメット・メディカル・ニーズの高い精神神経領域、
がん領域および再生・細胞医薬分野を研究重点領域とし、革新的な医薬品の創製を目指しています。
また感染症領域にも取り組み、グローバルヘルスに貢献していきます。
国内では糖尿病領域にも注力し、ナンバーワン企業を目指した事業活動に取り組んでいます。
医薬品以外の領域においても「多様な健やかさ」の実現に貢献することを目指して、
既存の製薬企業の枠を超えた「フロンティア事業」として、
新たなヘルスケアソリューションの研究開発・事業化を推進しています。

  • 01

    精神神経疾患の患者さんに、
    新たな治療選択肢を。

    研究開発の難易度が高い精神神経領域。当社は北米、日本を中心に、統合失調症や双極性障害に対する治療薬を継続的に創出してきた実績に加え、世界トップクラスの開発パイプラインを有しています。

    人工知能(AI)の活用や疾患iPS細胞等の先端技術を取り入れながら築いた当社独自の創薬技術プラットフォームを基盤に、治療満足度の低い統合失調症、うつ、発達障害などの精神疾患や、認知症、パーキンソン病などの神経変性疾患に対する治療薬の創製に取り組んでいます。

  • 02

    自社優位性を追求した
    がん治療薬の研究開発を推進。

    これまでのアカデミアやバイオベンチャーとの提携や独自の研究によって取得・蓄積してきた技術、シーズ、ノウハウを生かすほか、モダリティ展開への取り組み強化などにより独自のパイプライン構築に取り組んでいます。

    日米からなるグローバルでの研究開発体制のもと、画期的な製品の継続的創出を目指しています。

  • 03

    再生・細胞医薬品で世界をリード。

    アカデミアやベンチャー企業とのオープンイノベーションを基軸に、十分な治療法のない疾患への治療、根治を目指した治療の提供を目指して5つのiPS細胞由来の再生・細胞医薬品の研究開発プロジェクトを推進しています。

    現在実施中のプロジェクトを着実に推進し、次世代の再生医療(遺伝子治療、臓器再生、ゲノム編集、自家細胞治療)、診断・リハビリ等の周辺サービスも視野に入れた研究活動に取り組んでいます。

  • 04

    グローバルヘルスへの
    貢献のために。

    アカデミアなどと協働し、薬剤耐性(AMR)菌感染症治療薬、ユニバーサルインフルエンザワクチン、マラリアワクチンの研究開発プロジェクトを推進しています。

  • 05

    糖尿病領域で
    国内ナンバーワン企業へ。

    2型糖尿病を適応症とした作用機序の異なるラインナップを幅広く有し、国内トップレベルのポジションを獲得しています。

    患者さんの病態やライフスタイルに応じた治療の提案を行うことができる、真のナンバーワン企業になることを目指しています。

  • 06

    フロンティア事業の推進。

    「求められる健やかさ」を医薬品のみで実現することが困難な時代の到来を見据え、デジタル技術などを活用した医薬品以外の新たなヘルスケアソリューションの研究開発・事業化を推進しています。

Future住友ファーマが目指す未来

もっと、ずっと、健やかに。
最先端の技術と英知で、
未来を切り拓く企業

ビジョンとして「もっと、ずっと、健やかに。最先端の技術と英知で、未来を切り拓く企業」を掲げ、
「精神神経」「がん」「再生・細胞医薬」の研究重点3領域でグローバルリーダーとなるとともに、
感染症領域における治療薬やワクチンの研究開発および
医薬事業とシナジーが期待できるフロンティア事業にも取り組み、
2033年に「グローバル・スペシャライズド・プレーヤー」の地位を確立することを目指す


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空へのチャレンジ

空を飛ぶことは人類の夢だった。
世界初の有人飛行に成功する12年前の1891年、
日本でも飛行機の原理を発見し飛んだ日本人がいた。
彼の名は二宮忠八。
エンジンのない時代になんとかして飛びたいと思った彼は、
軍で調剤手をしていた経験からか聴診器のゴム管を動力にし、
プロペラを回し10m飛んだという。
その後、彼は住友ファーマの前身の会社(大日本製薬)で取締役までに
なったそうだ。
彼のなんとかしたいスピリッツは、今でも住友ファーマに
受け継がれているに違いない。

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宇宙へのチャレンジ

人類を月へ送るという壮大な計画も、
かつては一人の科学者の夢物語だった。
携帯やインターネットはおろか関数電卓も無かった時代、
なんとかしたいという思いだけでロケットを作り上げ、
月面に降り立てるまでになった。
それは今から50年以上も前の挑戦だった。
多くの犠牲があった宇宙開発だったが、
人類の発展に大きな一歩を残してきたことに違いはないだろう。
いつの日か人類が火星を有人探査する際も、なんとかしたい
という挑戦者が現れるはずだ。

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山へのチャレンジ

「なぜ、山に登るのか。そこに、山があるからだ」
と、イギリスの伝説的登山家は言った。
純粋に一人の冒険家として、誰も成し遂げたことのないエベレストに
登頂したいという気持ちを口にした言葉だとも言われている。
しかし、高度8,000mは酸素が1/3の常識を遥かに超えた場所。
酸素マスクをしても疲労が蓄積する環境において、
その男は頂上目前で消息をたった。
一人の冒険家としてのなんとかしたいという強い思いはついえたが、
それから29年後の1953年、別の冒険家が成し遂げることになる。
挑戦は時代を超えて必ず受け継がれるということだ。

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深海へのチャレンジ

この地球に、宇宙よりも過酷な場所があるという。
それは深海。
エベレストをすっぽり飲み込む深さ1万メートルもの深海は、
まだまだ未知のエリアだ。
光も届かず、1,000気圧超えという生身では絶対に行けない場所を
見たいという思いは、極度の不安と好奇心が表裏セットになっている。
人類最後の秘境ともいえる超深海層には、いまだ13人しか
到達したことがないという※。
宇宙に行った人よりも少ないのは面白い話だ。
人類の知的好奇心となんとかしたいという熱量は、
決してなくならないだろう。
次はどこを解明するだろう。
※2020年夏時点

  • 宇宙
  • 深海

なんとかしたい。だから、挑む。

人類の歴史にはさまざまな挑戦者がいた。
どんなに失敗しても、彼らの熱意や想いが
何度も立ち上がらせ、その結果、
常識を打ち破り新しい世界を見せてくれた。

医薬はどうだ。

空を自由に飛び、
宇宙にまで届く時代に、
私たちの体の中には未解決の課題が山積している。

私たちにはやるべきことがある。
助けなければならない人がいる。
だから、挑む。

大日本住友製薬は、2022年4月1日に
住友ファーマと改め、革新的な医薬品や
医療ソリューションの研究開発を
より加速させるステージに立つ。

研究重点3領域の精神神経、
がん、再生・細胞医薬に加えて、
感染症、糖尿病、医薬品以外の
フロンティア領域で存在感を高めるために、
挑み続けます。

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Progress2005

住友ファーマのこれまでの挑戦

  • 2005年

    大日本住友製薬 誕生

  • 2007年

    グローバル展開挑戦への第一歩

    米国において、自社創製の非定型抗精神病薬の自社開発を開始

  • 2009年

    グローバル基盤の構築

    米国で自社開発した非定型抗精神病薬の販売体制を構築するため、精神神経領域に強みを持つセプラコール社(現サノビオン社)を買収

  • 2012年

    がん領域への参入

    がん領域を専門とする米国バイオベンチャー企業ボストン・バイオメディカル社(現スミトモファーマオンコロジー社)を買収。がん領域における優れた創薬・開発力を獲得

  • 2013年

    再生・細胞医薬分野の
    開拓を推進

    20年以上にわたる再生・細胞医薬分野の研究で培ってきた経験とノウハウ、人的ネットワークを活用し、同分野への参入を決断、専門組織である「再生・細胞医薬事業推進室」を設置

  • 2018年

    世界初。再生・細胞医薬製造
    プラント「SMaRT」を竣工

    他家iPS細胞由来の再生・細胞医薬品専用の商業用施設としては世界初となる治験薬製造と初期の商用生産を行うことが可能な再生・細胞医薬製造プラント「SMaRT」を総合研究所内に竣工

  • 2019年

    中期経営計画2022の策定

    革新的な新薬の創出のみならず、予防医療の普及やグローバルヘルスへの貢献など、多様化が予想されるヘルスケア領域のニーズに対応するために、これまでの延長線上にない新たなビジネスモデルの確立が求められる「変革の時」を迎えるとの考えのもと、変わりゆくヘルスケア領域での社会の課題を解決するため、2019年4月にビジョンと5カ年の中期経営計画 2022(2018~2022 年度)を策定

  • 2019年

    Roivant社との戦略的提携で成長を加速

    Roivant社と戦略的提携契約を締結し、将来的にブロックバスターとなりうる開発品を含む多数のパイプラインを獲得することに加え、当社グループのデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速するヘルスケアテクノロジープラットフォームであるDrugOMEおよびDigital Innovationとそれらに関わる人材を獲得。DXを加速させ、持続的成長の実現に向け「データ駆動型の製薬企業への転換」と「新たな価値創造とオペレーション改革」を推進

Now住友ファーマの現在地

アンメット・メディカル・ニーズの高い精神神経領域、がん領域および再生・細胞医薬分野を研究重点領域とし、革新的な医薬品の創製を目指しています。また感染症領域にも取り組み、グローバルヘルスに貢献していきます。国内では糖尿病領域にも注力し、ナンバーワン企業を目指した事業活動に取り組んでいます。医薬品以外の領域においても「多様な健やかさ」の実現に貢献することを目指して、既存の製薬企業の枠を超えた「フロンティア事業」として、新たなヘルスケアソリューションの研究開発・事業化を推進しています。

  • 01

    精神神経疾患の患者さんに、
    新たな治療選択肢を。

    研究開発の難易度が高い精神神経領域。当社は北米、日本を中心に、統合失調症や双極性障害に対する治療薬を継続的に創出してきた実績に加え、世界トップクラスの開発パイプラインを有しています。

    人工知能(AI)の活用や疾患iPS細胞等の先端技術を取り入れながら築いた当社独自の創薬技術プラットフォームを基盤に、治療満足度の低い統合失調症、うつ、発達障害などの精神疾患や、認知症、パーキンソン病などの神経変性疾患に対する治療薬の創製に取り組んでいます。

  • 02

    自社優位性を追求した
    がん治療薬の研究開発を推進。

    これまでのアカデミアやバイオベンチャーとの提携や独自の研究によって取得・蓄積してきた技術、シーズ、ノウハウを生かすほか、モダリティ展開への取り組み強化などにより独自のパイプライン構築に取り組んでいます。

    日米からなるグローバルでの研究開発体制のもと、画期的な製品の継続的創出を目指しています。

  • 03

    再生・細胞医薬品で世界をリード。

    アカデミアやベンチャー企業とのオープンイノベーションを基軸に、十分な治療法のない疾患への治療、根治を目指した治療の提供を目指して5つのiPS細胞由来の再生・細胞医薬品の研究開発プロジェクトを推進しています。

    現在実施中のプロジェクトを着実に推進し、次世代の再生医療(遺伝子治療、臓器再生、ゲノム編集、自家細胞治療)、診断・リハビリ等の周辺サービスも視野に入れた研究活動に取り組んでいます。

  • 04

    グローバルヘルスへの
    貢献のために。

    アカデミアなどと協働し、薬剤耐性(AMR)菌感染症治療薬、ユニバーサルインフルエンザワクチン、マラリアワクチンの研究開発プロジェクトを推進しています。

  • 05

    糖尿病領域で
    国内ナンバーワン企業へ。

    2型糖尿病を適応症とした作用機序の異なるラインナップを幅広く有し、国内トップレベルのポジションを獲得しています。

    患者さんの病態やライフスタイルに応じた治療の提案を行うことができる、真のナンバーワン企業になることを目指しています。

  • 06

    フロンティア事業の推進。

    「求められる健やかさ」を医薬品のみで実現することが困難な時代の到来を見据え、デジタル技術などを活用した医薬品以外の新たなヘルスケアソリューションの研究開発・事業化を推進しています。

Future住友ファーマが目指す未来

もっと、ずっと、健やかに。 最先端の技術と英知で、 未来を切り拓く企業

ビジョンとして「もっと、ずっと、健やかに。最先端の技術と英知で、未来を切り拓く企業」を掲げ、「精神神経」「がん」「再生・細胞医薬」の研究重点3領域でグローバルリーダーとなるとともに、
感染症領域における治療薬やワクチンの研究開発および医薬事業とシナジーが期待できるフロンティア事業にも取り組み、2033年に「グローバル・スペシャライズド・プレーヤー」の地位を確立することを目指す


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空へのチャレンジ

空を飛ぶことは人類の夢だった。世界初の有人飛行に成功する12年前の1891年、日本でも飛行機の原理を発見し飛んだ日本人がいた。彼の名は二宮忠八。エンジンのない時代になんとかして飛びたいと思った彼は、軍で調剤手をしていた経験からか聴診器のゴム管を動力にし、プロペラを回し10m飛んだという。その後、彼は住友ファーマの前身の会社(大日本製薬)で取締役までになったそうだ。彼のなんとかしたいスピリッツは、今でも住友ファーマに受け継がれているに違いない。

宇宙へのチャレンジ

人類を月へ送るという壮大な計画も、かつては一人の科学者の夢物語だった。携帯やインターネットはおろか関数電卓も無かった時代、なんとかしたいという思いだけでロケットを作り上げ、月面に降り立てるまでになった。それは今から50年以上も前の挑戦だった。多くの犠牲があった宇宙開発だったが、人類の発展に大きな一歩を残してきたことに違いはないだろう。いつの日か人類が火星を有人探査する際も、なんとかしたいという挑戦者が現れるはずだ。

山へのチャレンジ

「なぜ、山に登るのか。そこに、山があるからだ」と、イギリスの伝説的登山家は言った。純粋に一人の冒険家として、誰も成し遂げたことのないエベレストに登頂したいという気持ちを口にした言葉だとも言われている。しかし、高度8,000mは酸素が1/3の常識を遥かに超えた場所。酸素マスクをしても疲労が蓄積する環境において、その男は頂上目前で消息をたった。一人の冒険家としてのなんとかしたいという強い思いはついえたが、それから29年後の1953年、別の冒険家が成し遂げることになる。挑戦は時代を超えて必ず受け継がれるということだ。

深海へのチャレンジ

この地球に、宇宙よりも過酷な場所があるという。それは深海。エベレストをすっぽり飲み込む深さ1万メートルもの深海は、まだまだ未知のエリアだ。光も届かず、1,000気圧超えという生身では絶対に行けない場所を見たいという思いは、極度の不安と好奇心が表裏セットになっている。人類最後の秘境ともいえる超深海層には、いまだ13人しか到達したことがないという※。宇宙に行った人よりも少ないのは面白い話だ。人類の知的好奇心となんとかしたいという熱量は、決してなくならないだろう。次はどこを解明するだろう。※2020年夏時点

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