印刷(PDF/103KB)はこちらから 2010年10月13日 企業
米国子会社の商号変更完了のお知らせ
大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)の米国子会社であるセプラコール・インクは、10月12日(米国時間)、「Sunovion Pharmaceuticals Inc.」(以下、「サノビオン社」)に商号を変更しましたのでお知らせします。今回の商号変更は、当社がセプラコールを子会社化して1周年を機に行われました。
サノビオン社のPresident&COO であるMark Iwicki(マーク・アイウィッキ)は次のように述べています。
「患者さんの生活を向上させる先進的な製品で知られる主要なグローバル製薬企業になるという目標を果たす体制が整い、サノビオン社にとって劇的な瞬間を迎えました。サノビオン社の社名の由来は、太陽(Sun)の力強さ、革新(Innovation)を組み合わせたものであり、優れた新会社のスタートを表しています。今回、新しいコーポレート・アイデンティティを立ち上げたことは、我々を成功に導いた全ての従業員とパートナーにとって大変意義深いステップであり、当社は既存の製品およびパイプラインの将来的な成長に向けて引き続き注力します。」
サノビオン社の本社はマールボロ(マサチューセッツ州)のままで変更はなく、一部の研究開発機能は旧大日本住友製薬アメリカの本社であったフォートリー(ニュージャージー州)の事務所で継続します。サノビオン社は、重点領域である中枢神経領域および呼吸器領域における製品の販売に引き続き注力していきます。また、現在開発中の非定型抗精神病薬ルラシドンは、統合失調症に対する新薬承認申請(NDA)を2009年12月に米国食品医薬品局(FDA)に提出し、現在FDA の審査中です。
代表取締役社長の多田は次のように述べています。「米国は当社の成長戦略にとって大変重要な市場です。サノビオン社によって更なる価値の創造を図り、グローバル製薬企業として認知されるという当社の目標の達成に向けて邁進します。販売網の拡大、研究開発力の向上、そしてグローバルでの存在感の向上によって、当社はグローバル製薬企業としての足場を強固なものにしていきます。また、当社は、「サノビオン」ブランドを、米国内にとどまらず、当社グループの国際ブランドとして、可能な限り展開していきたいと考えています。」
以上
(ご参考)サノビオン社の概要
設立 | 1984年1月 |
商号 | Sunovion Pharmaceuticals Inc. (サノビオン・ファーマシューティカルズ・インク) |
本社 | 米国マサチューセッツ州マールボロ |
代表者 | Chairman & CEO:濱中三郎 President & COO:Mark Iwicki |
事業内容 | 医療用医薬品の研究開発、製造、販売 |
主要製品 | 催眠鎮静剤「ルネスタ」、短時間作用型β作動薬「ゾペネックス」 長時間作用型β作動薬「ブロバナ」、コルチコステロイド点鼻スプレー 「オムナリス」、吸入用コルチコステロイド「アルベスコ」 |
決算期 | 12月31日 |
なお、セプラコール・インクの商号変更に合わせて、同社の関係会社「Sepracor Research and Development Trust」も、10月12日(米国時間)付けで「Sunovion Research and Development Trust」に商号を変更しました。
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