印刷(PDF/113KB)はこちらから 2011年06月07日 研究開発

アポトーシス抑制因子に関する共同研究について

大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)(以下、大日本住友製薬)と株式会社トランスジェニック (本社:熊本市、社長:福永 健司)(以下、トランスジェニック)は、本日、両社及び国立大学法人東京大学 (総長:濱田 純一) との間で、アポトーシス抑制因子「AIM」に関する共同研究契約を締結しましたので、お知らせします。

AIM (Apoptosis inhibitor of macrophage)は、東京大学医学系研究科 宮崎徹教授の研究グループらにより、メタボリックシンドロームに関連することが見出された分子であり、バイオマーカーとしても創薬ターゲットとしても期待されます。

大日本住友製薬は、AIMに関して、2010年9月に東京大学と共同研究契約を締結し、AIMが関与する様々な疾患に対する新しい医薬品を創製することを目指して、共同研究を実施しています。
この共同研究の一部であるAIM抗体に関して、このたびトランスジェニックが参画することになり、三者間で新たに共同研究契約を締結しました。

東京大学と大日本住友製薬は、引き続きAIMについての共同研究を進めるとともに、トランスジェニックを含む三者でAIM抗体の研究を進めます。

(ご参考)

AIM (Apoptosis inhibitor of macrophage)について
AIMは、マクロファージから産生され、脂肪細胞やマクロファージ自身に作用します。脂肪細胞に蓄積した中性脂肪を分解することにより、肥満を制御したり、マクロファージの細胞死を抑制することで動脈硬化を進行させたりするなど、AIMにはメタボリックシンドロームとの強い関連が認められております。

以上

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