印刷(PDF/189KB)はこちらから 2016年04月25日 研究開発

2016年度 公募型オープンイノベーション活動「PRISM」の実施に関するお知らせ

大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)は、オープンイノベーション活動の一つとして、2015年度に続き、国内の大学や研究機関、企業の皆様との協業による医薬品の研究開発を促進するために、公募型オープンイノベーション活動「PRISM」(Partnership to Realize Innovative Seeds and Medicines、以下「本活動」)を実施しますので、お知らせします。

当社は、新薬の継続的創出に向けて、自社創薬に加えて、国内外からの導入や提携をより推進・強化するために、2014年12月にオープンイノベーション開発室を設置し、初期臨床段階までの新薬候補化合物や最先端技術に関する情報収集・評価ならびに化合物の導入や提携などを推進しています。
本活動はその取り組みの一環であり、2016年度は、「新規創薬シーズの探索/検証」「創薬研究ニーズの課題解決」「当社が保有する化合物の新規適応疾患の創出」の3つの募集グループにおいて、合計10のテーマについてアイデアを募集します。募集するテーマには、当社が保有する低分子化合物ライブラリの活用や新規適応疾患の創出など、医薬品創生を強く意識したテーマも含んでいます。

当社は、本活動において、「くすりのこれから、わたしたちとともに」をモットーに、研究者の皆様の独創的なアイデアを具体化し、皆様とともにアンメット・メディカル・ニーズに応える新薬をより早く創出することを目指しています。
また、本活動を通じて、研究機関、研究者の皆様との連携強化を図るとともに、自社の創薬基盤の強化を図ることにより、革新的な新規化合物の継続的創出、さらにはグローバルレベルの開発パイプラインの充実に繋がることを期待しています。

以上

【募集概要について】

※詳細(募集テーマ、提供可能な創薬基盤技術等を含む)については、ウェブサイト「PRISM」(https://www.sumitomo-pharma.co.jp/prism/)をご覧ください。

  • 1. 応募対象者

    日本国内の大学や研究機関、企業等に所属する研究者で、応募内容の研究を日本国内で遂行可能な方

    ※外部発表・学内発表等を優先しなければならない大学院生などの応募はご遠慮ください。

  • 2. 募集グループ

    • グループ1:新規創薬シーズの探索/検証
    • グループ2:創薬研究ニーズの課題解決
    • グループ3:当社が保有する化合物の新規適応疾患の創出
  • 3. 研究費・研究期間

    • 研究費:500万円/案件/年を上限に個別に決定
    • 研究期間:原則1年間
  • 4. スケジュール

    • 募集期間:2016年6月1日10時~2016年6月30日17時
        ウェブサイト「PRISM」の応募フォームよりご応募ください。
      https://www.sumitomo-pharma.co.jp/prism/form/inquiry/index.php
    • 2次選考期間:2016年8月20日~2016年10月31日
      共同研究計画の策定に必要な情報と面談により選考します。
    • 共同研究の開始:契約締結後、順次開始します。
  • 5. 選考結果

    • 1次選考結果:2016年8月19日までに応募者にe-mailにてご連絡します。
    • 2次選考結果:2016年10月31日までに応募者にe-mailにてご連絡します。
    • なお、採択件数等については、ウェブサイト「PRISM」で公開する予定です。
  • 6. 選考基準

    募集テーマとのマッチング、当社の創薬研究プロジェクトとのコンフリクト、研究内容の独創性や有用性、研究計画の実現性(研究期間、必要な研究費など)、産業応用性などを総合的に判断し採択案件を決定します。

以上

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