印刷(PDF/162KB)はこちらから 2016年12月21日 企業

米国連結子会社間の合併に関するお知らせ

大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)は、このたび、米国連結子会社であるBoston Biomedical, Inc.(以下「BBI社」)とBoston Biomedical Pharma, Inc.(以下「BBP社」)との合併を両社の取締役会において決定しましたので、下記のとおりお知らせします。

1.合併の目的

がん領域の研究開発を行うBBI社と北米におけるがん領域の製品販売を担う目的で2013年に設立されたBBP社を統合することにより、両社におけるオンコロジー事業の研究開発と販売の連携をより強化させ、経営の効率化を図ります。

2.合併の概要

  1. (1)合併期日(効力発生日)
    2017年4月1日(予定)
  2. (2)合併の方法
    BBI社を存続会社とする吸収合併方式です。

3.合併当事会社の概要(2016年12月20日現在)

合併存続会社合併消滅会社
名称 Boston Biomedical, Inc. Boston Biomedical Pharma, Inc.
所在地 米国 マサチューセッツ州
ケンブリッジ
米国 マサチューセッツ州
ケンブリッジ
代表者 CEO
Chiang J. Li
President
越谷 和雄
事業内容 がん領域の研究開発 米国における抗がん剤の販売
資本金 1米ドル 1米ドル
設立年月 2006年11月 2013年10月
決算期 3月31日 3月31日
大株主および
持ち株比率
大日本住友製薬株式会社:100% 大日本住友製薬アメリカホールディングス・インク(当社米国持株会社):100%

4.合併後の状況

名称 Boston Biomedical, Inc.
所在地 米国 マサチューセッツ州 ケンブリッジ
代表者 CEO
Chiang J. Li
事業内容 がん領域の研究開発および米国における抗がん剤の販売
資本金 1米ドル
設立年月 2006年11月
決算期 3月31日
大株主および
持ち株比率
大日本住友製薬アメリカホールディングス・インク(当社米国持株会社):100%

(注)本合併とあわせて、合併存続会社の持株は米国持株会社(大日本住友製薬アメリカホールディングス・インク)に集約することを予定しています。

5.業績に与える影響

本合併は、当社の連結子会社間の合併であるため、当社の連結業績に与える影響は軽微です。

(ご参考:抗がん剤の販売について)

当社グループは、現時点において、北米でのがん領域の製品を有していません。
現在、がん幹細胞性阻害剤ナパブカシン(一般名、開発コード:BBI608)について複数のフェーズ3試験を進めており、既に開示しているとおり、胃または食道胃接合部腺がん(併用)の適応症について、2018年度に米国および日本において承認申請することを目指しています。

(注)本プレスリリースに含まれる将来の予測に関する事項は、発表日現在において入手可能な情報による当社の仮定および判断に基づくものであり、既知または未知のリスクおよび不確実性が内在しています。従って、実際の業績等は今後さまざまな要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。

以上

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