印刷(PDF/114KB)はこちらから 2018年02月24日 企業
米国における非定型抗精神病薬「LATUDA」の後発品申請に対する特許侵害訴訟の提起(追加)のお知らせ
大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:多田 正世)は、米国食品医薬品局(FDA)に非定型抗精神病薬「LATUDA®」(一般名:ルラシドン塩酸塩、以下、「ラツーダ」)の後発品申請(ANDA:Abbreviated New Drug Application)を行った計15社*およびその関係会社に対し、当社が保有する用途特許(米国特許番号:9,815,827、以下、「本特許」)の侵害を理由として、2018年2月23日(米国東部時間)、当社の米国子会社であるサノビオン・ファーマシューティカルズ・インク(以下、「サノビオン社」)と共同で、米国ニュージャージー州連邦地方裁判所に特許侵害訴訟を提起しましたので、お知らせします。なお、本訴訟は、ラツーダの用途特許に基づく特許侵害訴訟であり、2018年2月14日付けのニュースリリースでお知らせした訴訟と同様のものです。
ラツーダは、当社が創製した独自な化学構造を有する非定型抗精神病薬であり、米国では、2011年2月より「LATUDA®」の販売名でサノビオン社が販売しています。当社は、米国においては、サノビオン社に対して本特許の独占的実施権を許諾しています。
当社およびサノビオン社は、ラツーダの特許ポートフォリオは強固であると確信しており、特許侵害行為については、今後も適切な法的措置を講じていく所存です。
本件による当社の2018年3月期の連結業績への影響は軽微です。2019年3月期以降の業績影響につきましては現在精査しており、開示すべき事項が発生した場合は、速やかに開示します。
*今回の提訴の相手方15社は以下のとおりです。
・ | Accord Healthcare Inc. | ・ | MSN Laboratories Private Ltd. |
---|---|---|---|
・ | Amneal Pharmaceuticals, LLC | ・ | Par Pharmaceutical, Inc. |
・ | Aurobindo Pharma Ltd. | ・ | SUN PHARMA GLOBAL FZE |
・ | Dr. Reddy's Laboratories, Ltd. | ・ | Teva Pharmaceuticals USA, Inc. |
・ | First Time U.S. Generics, LLC. | ・ | Torrent Pharmaceuticals Ltd. |
・ | InvaGen Pharmaceuticals, Inc. | ・ | Watson Laboratories Inc. |
・ | Jubilant Generics Ltd. | ・ | Zydus Pharmaceuticals (USA) Inc. |
・ | Lupin Ltd. |
以上
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