印刷(PDF/388KB)はこちらから 2021年02月12日 経営・財務

業績予想の修正に関するお知らせ

最近の業績の動向および2021年2月9日に開示したナパブカシンの結腸直腸がんを対象としたフェーズ3試験の結果等を踏まえ、2020年10月28日に公表した2021年3月期通期連結業績予想を下記のとおり修正しましたのでお知らせします。

1.2021年3月期通期連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2021年3月31日)

  売上収益 コア
営業利益
営業利益 当期利益 親会社の所有者に帰属する当期利益 基本的
1株当たり当期利益
前 回 発 表 予 想(A) 百万円
506,000
百万円
47,000
百万円
58,000
百万円
21,000
百万円
42,000
円 銭
105.71
今 回 修 正 予 想(B) 515,000 63,000 49,000 9,000 27,000 67.96
増 減 額(B-A) 9,000 16,000 △9,000 △12,000 △15,000
増 減 率( % ) 1.8 34.0 △15.5 △57.1 △35.7
(ご参考)前期実績
(2020年3月期)
482,732 71,982 83,239 35,918 40,753 102.58

(注)コア営業利益は、営業利益から条件付対価公正価値の変動額、減損損失および事業構造改善費用等の非経常的な要因により発生した損益を控除して算出しています。

2.修正の理由
売上収益は、円高による減収要因はあるものの、北米セグメントで非定型抗精神病薬「ラツーダ」の売上が好調に推移していることから、前回発表予想から90億円増の5,150億円に修正しました。
売上収益の増加に伴い、売上総利益が増加することに加え、円高などにより販売費及び一般管理費並びに研究開発費の減少を見込むことから、コア営業利益は、前回発表予想から160億円増の630億円に修正しました。
営業利益は、ナパブカシンの結腸直腸がんを対象としたフェーズ3試験の解析結果において主要評価項目を達成しなかったことに加え、急性骨髄性白血病などを対象に開発中のalvocidibおよび固形がんを対象に開発中のTP-0903の事業性を見直したことにより、条件付対価公正価値変動額の費用の戻入および減損損失の計上などを見込むことから、前回発表予想から90億円減の490億円に修正しました。
また、金融費用において、為替差損の発生を見込むことから、当期利益は前回発表予想から120億円減の90億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は、非支配持分損失が減少することから前回発表予想から150億円減の270億円に修正しました。
今回修正予想においては、通期の想定為替レート(期中平均為替レート)を前回発表予想の1ドル108.0円から106.0円に見直しています。

業績予想修正の詳細は添付の参考資料をご参照ください。

(注) 本プレスリリースに含まれる将来の予測等に関する事項は、発表日現在において入手可能な情報による当社の仮定および判断に基づくものであり、既知または未知のリスクおよび不確実性が内在しています。したがって、業績・その他の将来の予測等に関する事項は、今後さまざまな要因によって本リリースの記載内容と大きく異なる結果となる可能性があります。

以上

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