2023年06月30日 次世代育成
【サノビオン社(現スミトモファーマ・アメリカ社)、地元公立学校との共同プログラムで神経科学のピアティーチング(生徒による授業)を支援】
サノビオン社(現スミトモファーマ・アメリカ社)は、2019年より地元マサチューセッツ州の公立学校であるアドバンスト・マス・アンド・サイエンス・アカデミー・チャータースクール(AMSA)と共同でピアティーチング※1・プログラムを実施しています。このプログラムはSTEM教育※2の一環として、生徒たちが製薬会社におけるライフサイエンス関連のキャリアパスについて学ぶとともに、専門的なスキルを習得し、神経科学に関する知識を深められるよう計画されたものです。 AMSAのピアティーチャー(高校2年生と3年生)は、中学1年生の生徒を対象に生物学の既存カリキュラムを強化・補完することを目的として、中枢神経系と末梢神経系に関する授業計画とプレゼンテーションを作成し、リモートまたは対面でピアティーチングを実施しました。 サノビオン社(現スミトモファーマ・アメリカ社)はAMSAの教職員と共にプログラムの修了式典を開催し、AMSA生徒を称え祝いました。高校2年生および3年生の生徒には、ヘルスケア、ライフサイエンス、神経生物学といった分野のさらなる学習を支援するための奨学金が贈られました。
※1 ピアティーチング:学習者同士で教え合うこと
※2 STEM教育:"Science, Technology, Engineering and Mathematics"の略。科学・技術・工学・数学の教育分野を個々に学ぶのではなく、横断的に学ぶ教育。社会の変化に対応し「創造性や独創性をもって問題を解決し、新たな価値を創造できる人物」を育成するための21世紀型教育といわれている

神経科学を学ぶAMSAの中学1年生

プログラム修了証明書を手にするAMSAの高校3年生