印刷(PDF/170KB)はこちらから 2017年09月07日 研究開発

2017年度 公募型オープンイノベーション活動「PRISM」の実施に関するお知らせ

大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)は、オープンイノベーション活動の一つとして、2015年度、2016年度に続き、大学や研究機関、企業の皆様との協業による医薬品の研究開発を促進するために、公募型オープンイノベーション活動「PRISM」(Partnership to Realize Innovative Seeds and Medicines、以下「本活動」)を実施しますので、お知らせします。
また、本活動に関するウェブサイト「PRISM」(https://www.sumitomo-pharma.co.jp/prism/)をリニューアルしましたので、あわせてお知らせします。

当社は、新薬の継続的創出に向けて、自社創薬に加えて、国内外からの導入や提携をより推進・強化するために、2014年12月にオープンイノベーション開発室を設置し、初期臨床段階までの新薬候補化合物や最先端技術に関する情報収集・評価ならびに化合物の導入や提携などを推進しています。
本活動はその取り組みの一環であり、2017年度は、これまでと同様に当社が提示する募集テーマに対する提案を受け付ける「研究ニーズ提示型」プログラムの実施に加え、研究者の皆様が研究開発を進めている医薬候補品について、当社との提携の提案を受け付ける「研究開発シーズ募集型」プログラムを開始します。

当社は、本活動を通じて、大学、研究機関および企業などの研究者の皆様との連携強化と、自社の創薬基盤の強化を図ることにより、革新的な新規化合物の継続的創出、さらにはグローバルレベルの開発パイプラインの充実に繋げ、アンメット・メディカル・ニーズに応えることを目指しています。

以上

【募集概要について】

※詳細(募集内容、応募方法など)については、ウェブサイト「PRISM」(https://www.sumitomo-pharma.co.jp/prism/)をご覧ください。

【研究開発シーズ募集型】

1. 応募対象者

 募集要項を満たす医薬候補品を保有されている方、またはその創製に向けた具体的なアイデアをお持ちの方。大学・研究機関・企業など、所属は問いません。

  • 2. 応募対象疾患・領域

    ・精神神経領域(精神疾患、神経疾患、神経発達障害など)

    ・有効な治療薬のない疾患・既存療法の治療満足度が低い疾患(がん領域を除く)

  • 3. スケジュール

    • 募集期間:2017年9月7日10時から随時ご応募を受け付けます。
       ウェブサイト「PRISM」の応募フォームよりご応募ください。
      https://www.sumitomo-pharma.co.jp/prism/s_form.html
       ご応募を受け付けてから、20営業日以内に担当者よりE-mailにてご連絡します。
        提携までのスケジュールおよび契約の締結については、案件ごとに対応します。
       なお、採択件数などについては、ウェブサイト「PRISM」で公開する予定です。
  • 4. 研究費・研究期間

    案件ごとに決定します。

【研究ニーズ提示型】

1. 応募対象者

日本国内の大学や研究機関、企業などに所属する研究者で、応募内容の研究(共同研究・委託研究)を日本国内で遂行可能な方
※外部発表・学内発表などを優先しなければならない大学生、大学院生などのご応募はご遠慮ください。

2. 募集テーマ

  • ・変形性膝関節症(膝OA)において、現評価法では検出が困難な、わずかな病態進行を評価可能な技術
  • ・薬を使わない精神疾患の治療技術(治療装置を伴わない精神療法を除く)

3. 研究費・研究期間

1,000万円/案件/年を上限に個別に決定
究期 原則1年間

4. スケジュール

集期 2017年9月7日10時~2017年11月17日17時
ウェブサイト「PRISM」の応募フォームよりご応募ください。
https://www.sumitomo-pharma.co.jp/prism/n_form.html
2次選考期間 2018年1月13日~2018年3月29日
共同研究計画の策定に必要な情報と面談により選考します。
共同研究の開始 契約締結後、順次開始します。

5. 選考結果

1次選考結果 2018年1月12日までに応募者にE-mailにてご連絡します。
2次選考結果 2018年3月30日までに応募者にE-mailにてご連絡します。

なお、採択件数などについては、ウェブサイト「PRISM」で公開する予定です。

6. 選考基準

 募集テーマとのマッチング、弊社の創薬研究プロジェクトとのコンフリクト、研究内容の独創性や有用性、研究計画の実現性(研究期間、必要な研究費など)、産業応用性などを総合的に判断し採択案件を決定します。

以上

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