印刷(PDF/175KB)はこちらから 2010年11月25日 医薬品

持続性Ca拮抗薬「アムロジン錠10mg」及び「アムロジンOD錠10mg」の新発売

大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)は、持続性 Ca 拮抗薬「アムロジン®錠10mg」及び「アムロジン®OD錠10mg」を、2010年12月14日に発売しますので、お知らせします。

アムロジン®は、持続的な臨床効果を特徴とし、数多くの臨床エビデンスを有する高血圧症及び狭心症の治療薬です。日本では1993年の発売以降、降圧治療の第一選択薬の一つとして広く処方されています。

日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン 2009」をはじめとする世界のガイドラインにおいて、より厳格な降圧の重要性が提唱される中、2009年2月にアムロジン®は高血圧症に対して1日1回10㎎までの増量が可能*になりました。
  *:高血圧症に対して、5mg/日で効果不十分な場合

これまでアムロジン®の剤形は2.5mg 及び5mg の錠/OD錠だけであったため、10mg を服用する際には5mg の錠/OD錠を2 錠服用する必要がありましたが、「アムロジン®錠10mg/OD錠10mg」を発売することにより、10mg に増量する際にも服用錠数が増加せず、患者さんの利便性やアドヒアランスの向上が期待できます。また、当社の製剤技術「SUITAB-NEX®」により製造したアムロジン®OD錠は、服用しやすいだけでなく、十分な硬度を有することから取り扱いやすい製剤となっています。

当社ではアムロジン®の他にも、長時間作用型ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)「アバプロ®」、サイアザイド類似利尿薬「ナトリックス®」などの高血圧治療薬を販売しており、今後も高血圧治療に関する情報提供活動の強化に努める所存です。

以上

(ご参考)

「アムロジン®錠10mg/OD錠10mg」の概要
【販売名】 アムロジン®錠10mg (Amlodin Tablets 10mg)
アムロジン®OD錠10mg (Amlodin ODTablets 10mg)
【一般名】 アムロジピンベシル酸塩(Amlodipine Besilate)
【剤形・含量】 アムロジン®錠10mg 及びアムロジン®OD錠10mg は1錠中アムロジピンとして10mg を含有する。
【効能・効果】 高血圧症、狭心症
【用法・用量】 高血圧症 通常、成人にはアムロジピンとして2.5~5mg を1日1回経口投与する。なお、症状に応じ適宜増減するが、効果不十分な場合には1日1回10mg まで増量することができる。
狭心症 通常、成人にはアムロジピンとして5mg を1日1回経口投与する。なお、症状に応じ適宜増減する。
【製造販売元】 大日本住友製薬株式会社
【承認日】 2010年7月15日
【薬価収載日】 2010年11月19日
【薬価基準】
アムロジン®錠10mg 1 錠: 96 円00 銭
アムロジン®OD錠10mg 1 錠: 96 円00 銭
【包装形態】 アムロジン®錠10mg: 100、500 錠(PTP)、500 錠(瓶)
アムロジン®OD錠10mg: 100、500 錠(PTP)、500 錠(瓶)

以上

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