印刷(PDF/126KB)はこちらから 2012年08月20日 企業

組織変更(「がん創薬研究所」新設)のお知らせ

大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)は、9月1日付けで、がん(オンコロジー)領域に特化した組織として「がん創薬研究所」(英語名称:DSP Cancer Institute)を新設しますので、お知らせします。

がん領域の研究開発は、近年、サイエンスの進展に伴い急速に進歩しています。また、アンメット・メディカル・ニーズの高い本領域には、製薬各社が参入しており、競争が非常に激しい領域であることから、迅速かつ柔軟な意思決定が必要となります。このため、研究本部から独立した社長直轄の組織としてがん創薬研究所を新設することとしました。

がん創薬研究所における創薬研究の指揮は、当社の米国子会社であるBBI社のPresident, Chief Executive Officer, Chief Medical Officerであり、当社グループのHead of Global OncologyであるChiang J. Li(チャン・リー)が行います。また、がん創薬研究所の新設と同時に、既存の「オンコロジー事業推進室」の機能を強化することとし、オンコロジー事業推進室がオンコロジー領域における研究開発を一元管理するとともに、がん創薬研究所の運営管理を行います。

がん創薬研究所の新設およびオンコロジー事業推進室の機能強化により、当社におけるがん領域の研究開発組織および戦略組織体制を再構築し、革新的な抗がん剤の創出を目指します。

なお、BBI社は、2012年内に米国マサチューセッツ州ケンブリッジにおいて、従業員100名規模のグローバルながん研究開発拠点を新設する予定です。

以上

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