印刷(PDF/170KB)はこちらから 2013年03月11日 サステナビリティ

東日本大震災の被災地の子ども達を対象とした支援施設 とめ中高生自習スペース「SUKOYAKA」開設のお知らせ

大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田正世)は、特定非営利活動法人こども福祉研究所(事務局:東京都、理事長:東洋大学 社会学部 社会学福祉学科 森田明美教授、以下、「こども福祉研究所」)との協力により、宮城県登米市に【とめ中高生自習スペース「SUKOYAKA(すこやか)」】(以下、「SUKOYAKA」)を3月17日に開設しますので、お知らせします。

「SUKOYAKA」は、東日本大震災で被災した宮城県南三陸町および避難住民の受け入れ地域である登米市の子ども達を対象とした施設です。2つの自習部屋や学習備品を備えるほか、隣接するカフェスペースでは無料で軽食を提供します。

当社は、復興支援活動の主な支援領域のひとつとして「子どもの教育支援」に取り組んでいます。こども福祉研究所との現地調査により、①狭小な仮設住宅では学習環境の確保が容易ではないこと、②震災後の厳しい生活環境のなかで子ども達が学習意欲を向上・保持する方法が求められていたこと、③保護者の就労時間内において子ども達が安全に放課後を過ごせる場所が切望されていること、が見出され、「SUKOYAKA」の開設を支援することとしました。

開設に先立ち、2012年12月25日にプレオープンし、子ども達を受け入れていました。南三陸町および登米市の関係者の皆さまにも、施設の意義について深くご理解をいただき、学校関係者や保護者への周知活動など、多方面でサポートをいただいています。利用する子ども達の数は着実に増えており、保護者や教員との信頼関係も育まれはじめています。

当社は、子ども達のすこやかな成長を通じて「SUKOYAKA」が地域の安心や活力を支え、被災地の復興に寄り添う施設となるよう、運営をサポートします。

【開所式 開催概要】

日 時 : 2013年3月17日(日) 12時30分より
場 所 : とめ中高生自習スペース「SUKOYAKA」
住 所 : 〒987-0511
宮城県登米市迫町佐沼字新大東125(登米市合同庁舎裏)

*開所日の3月17日は、広く地域の子ども達や保護者の方々に施設を開放します。

以上

(ご参考)

【SUKOYAKA施設概要】

開設時間 ・・・ 月曜日から金曜日(祝日除く) 16時~20時半
軽食提供 18時半~20時
所在地 ・・・ 〒987-0511 宮城県登米市佐沼字新大東125 TEL 080-9420-2588
利用料 ・・・ 自習、軽食ともに無料
運営団体 ・・・ 特定非営利活動法人こども福祉研究所
事業実施期間 ・・・ 2015年3月31日まで
※事業実施期間終了時に、震災からの復興状況や子ども達の利用状況などを参考にして、その後の運営体制について総合的に検討します。
協力企業・団体等(順不同、2012年12月15日現在)
大日本住友製薬(株)、コンテナおおあみ、とめ女性支援ネットワーク、(株)学研教育出版、山崎製パン(株)、連合三多摩、東洋大学、宮城学院女子大学、NPOキッズドア
後援 ・・・ 登米市

SUKOYAKAの外観
SUKOYAKAの外観

SUKOYAKAの看板
SUKOYAKAの看板

自習風景
自習風景

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