印刷(PDF/234KB)はこちらから 2013年06月28日 医薬品
アルツハイマー型認知症治療剤『ドネペジル塩酸塩錠・OD錠3mg/5mg「DSP」』の効能・効果、用法・用量の一部変更承認取得について
大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)はアルツハイマー型認知症治療剤『ドネペジル塩酸塩錠・OD錠3mg/5mg「DSP」』(一般名:ドネペジル塩酸塩、以下、「本剤」)に関し、高度アルツハイマー型認知症患者への適応追加とそれに伴う 10mg/日への増量について、効能・効果、用法・用量の一部変更承認を 6月26日付けで厚生労働省より取得しましたので、お知らせします。
当社は、精神神経領域において、非定型抗精神病薬「ロナセン®」・「ルーラン®」、パーキンソン病治療剤「トレリーフ®」、抗うつ薬「パキシル®CR」、ノルアドレナリン作動性神経機能改善剤「ドプス®」、抗てんかん剤「エクセグラン®」、セロトニン作動性抗不安薬「セディール®」、など多様な治療薬を提供しています。さらに、製品ラインアップ強化の一環として、精神神経領域のジェネリック医薬品を取り扱うこととし、2011年12月から本剤を販売しています。
今回の効能・効果、用法・用量の一部変更承認により、本剤は、軽度から高度のアルツハイマー型認知症患者さんに使用いただくことが可能となりました。
当社は、精神神経領域を国内営業の重点領域の一つに設定しており、当該領域の疾患治療により一層貢献できるよう、新薬、ジェネリック医薬品を問わず、情報提供活動を行っていきます。
以上
(ご参考)
「効能・効果」および「用法・用量」の一部変更承認の変更内容
新(_:追加箇所) | 旧( :削除箇所) | |
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効能・効果 | アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制 | 軽度及び中等度のアルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制 |
用法・用量 | 通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1~2週間後に5mgに増量し、経口投与する。高度のアルツハイマー型認知症患者には、5mgで4週間以上経過後、10mgに増量する。なお、症状により適宜減量する。 | 通常、成人にはドネペジル塩酸塩として1日1回3mgから開始し、1~2週間後に5mgに増量し、経口投与する。 |
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