印刷(PDF/162KB)はこちらから 2021年04月01日 その他
XRの医療応用に関する情報発信およびVRを活用した新たな情報提供活動開始に関するお知らせ
大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:野村 博)は、医療関係者とのコミュニケーションの円滑化を目的としたXR(Extended Reality:仮想空間技術の総称)活用の取り組みの一環として、当社医療関係者向けサイトにおけるXRの医療応用に関する情報発信およびMR(医薬情報担当者)によるVR(Virtual Reality)を活用した新たな情報提供活動を開始しましたので、お知らせします。
このたび開始した取り組み内容は以下のとおりです。
(1)医療関係向けサイトでの「medical XR - 最新技術によって実現可能になる医療-」の公開
2021年3月より当社医療関係者向けサイト(https://ds-pharma.jp/)に「medical XR - 最新技術によって実現可能になる医療- 」を公開しました。今後、医療分野で活用されているXRの最新事例や論文、各技術の特徴などを随時紹介し、医療とXRが患者さんと医療関係者の双方にとって価値あるものになるように貢献していきます。
(2)MRによるVRを用いた情報提供活動の開始
2021年4月よりパーキンソン病およびレビー小体型認知症の情報提供において、MRによるVRを用いた情報提供活動を展開します。
パーキンソン病およびレビー小体型認知症は、症状によっては患者さん本人のみならず、ご家族をはじめとした介助者の日常生活にも大きな影響をもたらします。治療により生活の質を向上させるためには、患者さん・介助者が病状を理解し、医療関係者と共通認識による円滑なコミュニケーションを図ることが重要です。
当社はその一助として、以下2つのコンテンツで情報提供を開始しました。今後もコンテンツを充実させていく予定です。
① パーキンソン病およびレビー小体型認知症患者さんの運動症状および介助者の介助動作を、患者さん本人と介助者の視点で体験できるコンテンツ
② パーキンソン病およびレビー小体型認知症に伴うパーキンソニズムの複合的な神経活動と、その治療薬である「トレリーフ®」の作用メカニズムを医療関係者にわかりやすく伝えるコンテンツ
<medical XRの記事より>
<MRによる医療関係者への情報提供イメージ>
当社は、今後も健やかな社会の実現を目指して、XR活用の取り組みを推進していきます。
(ご参考)
【XR活用の取り組みについて】
2020年9月18日付けのプレスリリース「大日本住友製薬とKDDI、XRを活用したMRと医療関係者の新たなコミュニケーション基盤構築に向けた取り組みを開始」をご参照ください。
https://www.sumitomo-pharma.co.jp/ir/news/2020/20200918.html
【パーキンソン病およびレビー小体型認知症関連の取り組みについて】
当社は医薬品による治療以外に、患者さんや介助者、医療関係者を支援することを目的として、リハビリ支援のためのWEBコンテンツやモバイルアプリ、VRコンテンツなど、新たな方法での支援に取り組んでいます。
パーキンソン病のリハビリに関しては、治療サポートモバイルアプリ「リハビリ日誌®」、患者さんが料理しながらリハビリできる動画「リハビリキッチン」などを当社健康情報サイト内の「パーキンソン病ステーション」に掲載しています。
https://healthcare.ds-pharma.jp/disease/parkinson/
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