印刷(PDF/175KB)はこちらから 2022年08月03日 ライセンス

GLP-1受容体作動薬「トルリシティ皮下注0.75mgアテオス」 販売提携終了のお知らせ

日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:シモーネ・トムセン、以下、「日本イーライリリー」)と住友ファーマ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:野村 博、以下、「住友ファーマ」)は、2型糖尿病の治療に用いられているグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬「トルリシティ®皮下注0.75mgアテオス®」(一般名:デュラグルチド(遺伝子組換え)、以下、「トルリシティ」)の日本における販売提携を、2022年12月31日の契約期間満了に伴い終了することをお知らせします。

日本イーライリリーと住友ファーマは、トルリシティの国内における販売提携の契約を2015年7月に締結しました。本契約に基づき、日本イーライリリーが製造販売承認を有するトルリシティの販売・流通を住友ファーマが行い、医療従事者への情報提供活動は両社で行ってまいりました。本契約の終了に伴い、2023年1月からは日本イーライリリーが販売・流通を担い、情報提供活動を行うこととなります。住友ファーマは、2022年12月31日をもって販売・流通および情報提供活動を終了いたします。

日本イーライリリーと住友ファーマは、これまでと同様の製品供給および適切な情報提供が滞りなく実施できるように、協力してトルリシティの移管業務を円滑に進めてまいります。

以上


トルリシティ®皮下注0.75mgアテオス®について
トルリシティは、週1回投与のGLP-1受容体作動薬であり、消化管ホルモンのGLP-1と同じようにGLP-1受容体に作用するため、食事摂取などにより体内の血糖値が高くなった場合に血糖値依存的にインスリン分泌を促進します。本剤は、1回使い切りのオートインジェクター型注入器によって提供されます。

日本イーライリリー株式会社について
日本イーライリリー株式会社は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。人々がより長く、より健康で、充実した生活を実現できるよう、革新的な医薬品の開発・製造・輸入・販売を通じ、がん、糖尿病、筋骨格系疾患、中枢神経系疾患、自己免疫疾患、成長障害、疼痛、などの領域で日本の医療に貢献しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。https://www.lilly.co.jp

住友ファーマ株式会社について
住友ファーマ株式会社は、人々の健康で豊かな生活のために、研究開発を基盤とした新たな価値の創造により、広く社会に貢献することを企業理念としています。この理念を実現するため、また、日本はもちろん世界の方々に革新的で有用な医薬品をお届けするため、新薬の研究開発に全力を注いでいます。
住友ファーマは、日本国内において、精神神経、糖尿病、希少疾病領域を営業重点領域と位置づけています。詳細はウェブサイトをご覧ください。https://www.sumitomo-pharma.co.jp

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