力強い住友ファーマへの再始動
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2033年度の目指す姿
Global Specialized Player
「グローバル・
スペシャライズド・
プレーヤー」の地位確立
2033年度における当社の目指す姿とは、「価値創造サイクル」を力強く循環させ、継続的にイノベーションを社会実装に結びつけられている企業です。疾患領域としては、がん領域、精神神経領域、その他領域、モダリティとしては、低分子、再生・細胞医薬に注力し、「価値創造サイクル」の循環を通じて戦略的にこれらの強みを深化・拡張し、グローバルに独自のポジションを確立して人々の健康で豊かな生活に貢献します。
2025~2027年度の取組
Reboot 2027
「力強い住友ファーマ」への再始動
当社にとって2025~2027年度は、基幹3製品の売上拡大による収益基盤の安定化、再生・細胞およびがん領域品目の事業化等の「価値創造サイクル」の再構築に向けた重要マイルストーンが集中する重要な時期です。今般、研究開発型製薬企業としての再起に向け、2025年度から2027年度までの活動方針として「Reboot 2027 -力強い住友ファーマへの再始動-」を策定しました。
価値想像サイクル
研究開発
革新的な医薬品を継続的に市場へ送り出す
- 強みのある領域・技術で創薬研究
- 小規模臨床試験で早期に価値確認
- 提携も活用した早期価値最大化
販売・適応拡大
市場価値を最大化し、より良い医療へ貢献
- 米・日を中心に世界へ届ける
- 科学的エビデンス構築と育薬
利益獲得
製品ブランドを確立し、経営資源を拡充
- 高いシェア・利益率
- 独自データ・ノウハウの蓄積
技術・戦略の高度化
研究開発基盤を深化・拡張
- 情報・技術・シーズ・人材へ優位にアクセス
- 独自データ・ノウハウをフィードバック
価値想像サイクル
研究開発
革新的な医薬品を継続的に市場へ送り出す
- 強みのある領域・技術で創薬研究
- 小規模臨床試験で早期に価値確認
- 提携も活用した早期価値最大化
販売・適応拡大
市場価値を最大化し、より良い医療へ貢献
- 米・日を中心に世界へ届ける
- 科学的エビデンス構築と育薬
利益獲得
製品ブランドを確立し、経営資源を拡充
- 高いシェア・利益率
- 独自データ・ノウハウの蓄積
技術・戦略の高度化
研究開発基盤を深化・拡張
- 情報・技術・シーズ・人材へ優位にアクセス
- 独自データ・ノウハウをフィードバック
当社の目指す姿(FY2033~)
「価値創造サイクル」を力強く循環させ、継続的にイノベーションを増幅し、社会実装する
サイクルの循環を通じて戦略的に強みを深化・拡張し、グローバルに独自のポジションを確立する



Reboot 2027での主な取組内容
研究開発型ファーマとしての基盤再建に取り組む
基幹3製品を中心とした既存製品の価値最大化と徹底したコスト管理により損益基盤を確立するとともに、開発パイプラインの選択と集中によりフリーキャッシュフローの維持と次なる収益基盤の獲得を両立します。また、研究開発型製薬企業としての再起に向け、当社はがんおよび再生・細胞領域における自社イノベーションの結実を必達目標として取り組んでいきます。また、継続的なイノベーションの創出・社会実装に向けて、研究開発の成功確度向上を図ります。
-
事業戦略 全体像
- 基幹3製品を中⼼とした既存製品の価値最⼤化と徹底したコスト管理により損益基盤を確⽴する
- 開発パイプラインの選択と集中によりフリーCFの維持と次なる収益基盤の獲得を両⽴する
既存製品の価値最大化
- 北米:基幹3製品について売上高・製品損益を最大化
- 日本:既存製品+ゼプリオン売上拡大により堅実に収益貢献
徹底したコスト管理
自社開発パイプラインの選別と提携機会の追求による
ポートフォリオ強靭化- がん2品目への注力:基幹3製品の次なる収益基盤の確立
- 提携機会の追求:価値最大化、最速開発、投資資金および開発リスク負担の低減
- RACTHERAとの連携:再生・細胞医薬事業を推進し当社グループの基幹事業に育成
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地域戦略
- 創薬研究含むファーマ事業基盤を持つ日本、最大市場である北米に重点を置く事業展開
- 日米の組織運営では、機能特性に応じて連携強化と権限移譲のバランスを考慮し、スピードを徹底
グループ一体運営と
ローカル即応性の両立迅速な意思決定と執行を徹底グローバル戦略機能の強固な連携
● 戦略・企画・事業開発● ファイナンス● 研究開発・CMC効率性を重視したタイムリーな連携● 薬事・信頼性・生産● IT&デジタル● 法務・知財・内部監査・IR● 人事ローカル即応性を重視● 営業・マーケティング
Reboot 2027における財務目標
財務目標
(2025~2027年度)
基幹3製品で中期的な収益基盤を確立し、自社アセットを中心とした新製品で再成長を目指します。
2027年度までに達成
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基幹3製品売上高 ※ 1ドル150円換算
0 億円
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コア営業利益 一時要因除き、安定的に (2027年度以降)
0 億円以上
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フリーキャッシュフロー
黒字維持
(2025-2027年度) 売却関連収益除きで黒字(2027年度)
可能な限り早期に達成
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有利子負債
追加施策も実施し、
2,000億円以下に削減
※ 配当施策については、当面は有利子負債返済を優先し、適切なタイミングで復配を実現することを考えています。