花粉症

Vol.84 声高にお知らせします。

 

肌と同じように、実は声にも曲がり角があるそうです。声の老化を防いで、若々しい声を保つ秘訣とは?

体や肌と同じように、「声」も老化することをご存知ですか?風邪でもないのに声がかすれがちになってきたら、それは老化のサインかもしれません。年をとるにつれ、のどや口の中に細かいシワができます。さらに口まわりの筋肉が衰え、声帯につながる神経が鈍化することなどから、高い声が出にくくなったり、歌うときにも音程が外れたりするようになるのです。そして、声も25歳が曲がり角。60歳を過ぎると、一気に老化が進むと言われています。黄色い声、とまではいかなくとも、いつまでも若々しい声を保ちたいものですね。

実は、声帯も筋肉のひとつ。体を動かすのと同じで、日々鍛えることが大切です。そのためには、ただおしゃべりをするよりも、歌う方が効果的なのだとか。お風呂に入りながら気持ちよく歌うことを日課にするのもいいですね。また、普段から声帯を痛めない生活を心がけましょう。のどの乾燥は声帯を痛めやすいので、こまめな水分補給で加湿を。咳払いや囁き声も、声を老化させる原因となるので控えめにした方がよさそうです。ますます乾燥しやすい季節。のどの調子に気を配って、潤いある声で毎日の会話を楽しんでいきましょう。

新聞掲載年月 2014年11月

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