暮らし

Vol.99 カラダのゆがみには、じゃんけんがグー。

 

靴を新調される方も多い春。大人も子どもも気をつけたい浮き指についてのお話です。

新学期や新生活に向けて、これから靴を新調される方も多い季節。そんな靴選びの際に気をつけたいのが「浮き指」です。浮き指とは、直立した時に足の指が反って地面につかない状態のこと。たとえば、足の親指の下に紙片を置き、親指で押さえながら手で引っ張った際に紙が簡単に抜けるようなら、浮き指の可能性が。足の指が浮いていると、足元が不安定になって全身のバランスが崩れてゆがみが生じます。関節や筋肉にも負担がかかって血液循環が悪くなり、肩や腰などに痛みが出ることも。

大き過ぎる靴やスリッパは、脱げないように足の指を浮かせてしまうため、浮き指の原因になります。トラブルを防ぐには、つま先に5~10ミリ余裕がある靴を選び、家の中では裸足で過ごすのがおすすめ。また、足の指でグー、チョキ、パーの形をつくる足指じゃんけんや、指の間を広げて前後に動かす足指ストレッチも効果的です。毎日繰り返すことで、よりしなやかに動くようになりますよ。さあ、いよいよ行楽シーズン。春の訪れを感じながらおでかけが楽しめるよう、毎日の健康を足元から見直しませんか。

新聞掲載年月 2019年3月

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