


学校スマイル応援プロジェクトVol.1
ー震災復興支援ー2013
震災復興支援 学校スマイル応援プロジェクト
被災した子どもたちをサポートして
未来へつなぐ
「学校スマイル応援プロジェクト」は、東日本大震災で被災した子どもたちのための教育活動に懸命に取り組んでいる学校を支援するプロジェクトです。住友ファーマはこのプロジェクトに2011年6月から参加して、被災した子どもたちのための運動会や職業体験学習など、様々な学校行事を積極的にサポートし、次世代の育成支援に取り組んでいます。
2013年7月
岩手県大船渡市でのキャリア教育
「キャリアチャレンジデイ」

昨年に引き続き、今年も20の会社・団体がここ岩手県大船渡市に集まり、大船渡市内全8校の中学2年生372名の生徒たちに仕事や職業の想いを直接語るイベント「キャリアチャレンジデイ」が開催されました。製薬会社としては、今年も住友ファーマがこのイベントに参加したよ。
大船渡市では毎年、中学2年生が授業の一環として、地元企業での職場体験学習を行っていました。しかし、2011年3月の震災で津波の被害にあい、その学習場所がなくなってしまったのです。
そこで、県内外から複数の会社・団体が大船渡市に集まり、直接生徒たちに仕事の話をして、職業について学んだり、これからの「生き方」について考えてもらったりすることを目的とした「キャリアチャレンジデイ」(主催:大船渡市教育委員会)が、2012年から行われています。大船渡市では、職業体験学習の場を確保することが困難な状況が続いており、2013年も「キャリアチャレンジデイ」が開催されました。
住友ファーマはこのイベントに昨年に引き続き、2013年も参加しました。「新薬の研究開発」というタイトルで製薬会社の役割や、仕事を進めていくうえで決して忘れてはならないこと、研究者として必要な能力、仕事への想いについて生徒たちに話しました。そして、決してあきらめない強い意志を持ち続けることで、未来を力強く切りひらくことができる、というメッセージを伝えました。

大船渡市の教員の方々から、
こんなメッセージをいただきました。
このような学びの機会はとても大切だと強く思います。子どもたちにとって普段、接することの少ない仕事、知らない仕事の内容を知る機会となります。
生徒たちは、本当に楽しそうに企業の方々と話をしていて、うれしく思いました。
まとめ
世の中にはどんな職業があり、どんなことをしているんだろう? そうしたことを考えていくうえで、実際に働いている人たちによる職業体験学習は大きなヒントになると思う。こうした取り組みが、みんなの将来について考えるきっかけになればうれしいな。