2026年03月30日 患者さんとともに

【双極症への理解を広げるための継続的な取組 〜世界双極症デーに合わせて〜】

3月30日は、双極症に対する正しい理解を広げ、誤解や偏見をなくすことを目的として制定された世界双極症デー(World Bipolar Day)です。近年では、「障害」という言葉が与える印象に配慮し、「双極性障害」に代わり「双極症」という呼び方も使われるようになっています。

双極症は、適切な診断と治療を受けることで、症状とうまく付き合いながら生活していくことが可能な病気です。一方で、病気について十分に知られていないことや、周囲の理解が得られにくいことから、診断が遅れたり、学校や仕事など日常生活で困難を感じたりする方も少なくありません。そのため双極症は、社会全体で理解を深めていくことが大切だと考えられています。

住友ファーマは、企業理念に掲げる「人々の健康で豊かな生活への貢献」という思いのもと、医薬品の研究開発・提供だけでなく、病気について正しく知っていただくための情報発信や理解促進にも取り組んでいます。誰もが必要な医療や正しい情報に安心してアクセスできる社会の実現に貢献することを、大切な役割の一つと考えています。

こうした考えのもと、当社では世界双極症デーに合わせ、継続的に疾患啓発の取組を行っています。2026年は、その取組の一環として、3月7日に、オンライン市民公開講座「そのうつ症状、双極症ではありませんか?~皆が知っているうつ、よく知られていない躁~」を開催しました。
本講座では、双極症の診断や治療に関する情報に加え、当事者やご家族の声も交えながら、双極症とともに生活していくための工夫やヒントを分かりやすくお伝えしました。双極症の可能性に早めに気づいて医療につながることの大切さを、当事者やご家族の実体験に基づく具体的エピソードを通じてお伝えしています。
また、より多くの方に情報を届けることを目的に、市民公開講座のアーカイブ動画を公開しています。当日ご参加いただけなかった方にも、学んでいただける機会となればと思っています。 (アーカイブ動画をYouTubeで公開中です。下記リンクよりご視聴いただけます)。

 

世界双極症デー 市民公開講座「そのうつ症状、双極症ではありませんか?~皆が知っているうつ、よく知られていない躁~」(YouTubeへリンクします)

 

さらに、当社が運営する精神疾患に関する情報サイト「こころ・シェア(https://kokoro-share.jp)」では、双極症および統合失調症について、患者さんやご家族、周囲の方々が正しい情報を安心して得られるよう、様々な情報を掲載しています。

住友ファーマは今後も、疾患啓発や情報発信の機会を通じて、精神疾患に対する誤解や偏見の解消や、早期診断・適切治療につながる環境づくりを支えていきます。こうした取組を継続的に推進することで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

統合失調症と双極性障害(双極症)に関する情報サイト「こころ・シェア」