2023年02月28日 患者さんとともに

【2月28日は世界希少・難治性疾患の日】 当社はRDDの活動を応援しています。

希少・難治性疾患に苦しむ人は全世界で約3億人、疾患の種類は6,000以上存在し、日本においては指定難病に認定されている患者数だけでも約100万人といわれています。それにもかかわらず、疾患あたりの患者数が少ないことや、発症メカニズムが複雑なため、治療・創薬の研究が進んでいない疾患も多くあります。

毎年2月の最終日に開催される「世界希少・難治性疾患の日」(Rare Disease Day、以下「RDD」)は、より良い診断や治療による患者さんの生活の質の向上を目指して、2008年にスウェーデンで開催されました。

RDDは現在約100カ国で開催されており、日本でも2010年からイベントを開催しています。RDDは、希少・難治性疾患患者・家族と一般社会をつなぐことのできる企画として、年々その重要度が高まっています。

当社は、希少・難治性疾患の認知度向上のために、2017年よりRDD Japanの活動を応援しています。

RDD Japan 2023のテーマが「つたえる、ひろがる、つたわる-Our odyssey with RARE-」であることをうけ、当社では、希少・難治性疾患にはどのような疾患があるのか、それらの疾患の患者さんは何に困っておられるのかを知り、知らない人たちにはそれらを伝え、広げていこうと社内に発信しました。

加えて、RDDのシンボルカラー(緑、青、紫、ピンク)の写真や、RDD啓発のメッセージを社内で募集し、集まった画像をもとにポスターPDFを制作し社内に掲示しています。そして、集まった写真やメッセージの数に応じて、希少・難治性疾患の患者団体(特定非営利活動法人 難病のこども支援全国ネットワーク、一般社団法人日本難病・疾病団体協議会、Fabry NEXT、一般社団法人全国パーキンソン病友の会、一般社団法人日本ALS協会 )へ寄付することにしました。

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