2024年08月01日 環境 社会貢献活動

【治験で使用した体重計、血圧計、体温計を能登半島地震の被災地へ寄贈】

住友ファーマは限りある資源を有効に利用するため、中長期環境目標のもと廃棄物の3R（リデュース、リユース、リサイクル）に積極的に取り組んでいます。

医薬品開発の臨床試験（治験）で実施施設（医療機関）に貸与された体重計、血圧計、体温計などの機器は治験終了後には返却され、その後の行き場がなく廃棄される予定でした。これらの機器を有効活用できないか、開発本部の担当者を中心に機器をリユースすべく活動しました。
製薬企業として人々の健康で豊かな生活のために役立ててほしいと寄贈先を検討する中、能登半島地震の被害が大きかった石川県の珠洲市、輪島市、七尾市で活動する以下の団体から要望があり、体重計42台、血圧計47台、体温計83個を寄贈しました。

・社会福祉法人 珠洲市社会福祉協議会
・社会福祉法人 輪島市社会福祉協議会
・特定非営利活動法人 被災地NGO恊働センター

住友ファーマは可能な限りリユースを推進し、環境の負荷をおさえながら当社の理念である「人々の健やかさ」に貢献します。

寄贈した体重計、血圧計、体温計

 

【2024年9月Update】
特定非営利活動法人 被災地NGO恊働センターのご担当の方より「能登の被災者はご高齢の方が多く、血圧を気にされる方も多いため、被災地のサロンスペースで血圧計が活躍しています。」とのコメントと写真をご提供いただきました。