住友ファーマとは 研究開発力
2033年の目指す姿
グローバル・スペシャライズド・プレーヤーの地位確立
2033年度における当社の目指す姿とは、「価値創造サイクル」を力強く循環させ、継続的にイノベーションを社会実装に結びつけられている企業です。疾患領域としては、がん領域、精神神経領域、その他領域、モダリティとしては、低分子、再生・細胞医薬に注力し、「価値創造サイクル」の循環を通じて戦略的にこれらの強みを深化・拡張し、グローバルに独自のポジションを確立して人々の健康で豊かな生活に貢献します。
精神神経領域
精神神経領域は、アンメット・メディカル・ニーズが高く、健康寿命への影響が大きい疾患領域です。当社は、長年にわたり多くの製品を研究開発してきた実績・ノウハウを有しています。 また、これまでの低分子医薬品の創薬に加えて、再生・細胞医薬事業およびフロンティア事業などの新たなモダリティにも挑戦しています。
継続的に製品を創出してきた実績や自社で培った研究開発ノウハウを生かしながら先端技術(インシリコ、バイオマーカー、iPS細胞など)を活用した創薬に取り組んでいます。 先端技術を取り入れながら築いた自社独自の創薬技術プラットフォームを基盤に競争力のある創薬研究を推進します。
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開発中の化合物数 (低分子)
計 0 個
2025年5月13日現在
がん領域
これまでの研究開発活動を通じて、さまざまな知見を得るともに、創薬力を強化し、特長を有する複数の開発パイプラインを創出してきました。これらを生かし、引き続きアンメット・メディカル・ニーズの高いがん領域の研究開発に注力しています。
創薬においては、自社が有する新規技術を用いたモダリティ展開やアカデミアとの共同研究などの取組を通じて競争力を高め、革新的な新薬の創出を目指しています。 また、研究と開発の連携強化、トランスレーショナルリサーチ*に取り組み、成功確度の向上を図ります。
- ※トランスレーショナルリサーチ:研究の成果を臨床開発における患者さんの治療に結びつける橋渡し研究
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開発中の化合物数
計 0 個
2025年5月13日現在
再生・細胞医薬分野
当社グループの長年の研究蓄積と総合力を活用でき、かつ、既存治療薬では解決できない疾患治療にアプローチが可能で、大きな市場性が見込まれる分野です。
当社グループは、アカデミア、ベンチャー、異業種とのオープンイノベーションを通じたネットワーク、多能性幹細胞からの分化誘導技術に代表されるiPS細胞の実用化に向けた技術蓄積、細胞製造に関わる製法、インフラ、人材などの豊かな製造ケイパビリティを強みとし、再生医療でしか達成できない新たな価値の提供を目指しています。具体的には、中枢神経・眼科領域から末梢臓器へと治療領域を拡大し、日本を足掛かりに海外市場への拡大、単一細胞から立体組織・臓器の提供を図ります。
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プログラム数
計 0 個
2025年5月13日現在
- 開発パイプライン
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非臨床/臨床研究プログラム