Environmental Communications コミュニケーションの推進

環境意識の醸成

環境意識の醸成

当社では、従業員が地球温暖化問題などの環境に対する幅広い知識を持ち、社内だけではなく家庭・地域などの社外においても、広く環境保全活動を実践していけるように、さまざまな形で環境教育を実施しています。毎年4月には、新入社員に対して、地球環境問題と当社の環境保全活動をテーマにした環境教育を実施しています。また、工場・研究所においては環境教育を適宜実施するとともに、その他の事業所においても、それぞれの特性に応じた環境教育やイベントなどを実施し、従業員の環境意識向上を図っています。さらに、環境月間である6月には、毎年、環境安全委員会委員長からのメッセージを発信するとともに、定期的に全従業員を対象とするe-ラーニングによる環境教育の実施や全社のイベントなどを通じて、意識啓発を図っています。2023年度の環境月間は、職場や家庭で使用できなくなったクリアホルダーを全社で収集して、株式会社アスクルが展開するリサイクル活動に参加しました。

投資家とのコミュニケーション

機関投資家のESGに対する関心の高まりの中で、より適切に環境情報を開示し、対話を行うため、2018年度以降、毎年ESG説明会を開催し、投資家・アナリストに当社の環境の取組への理解を深めていただくとともに、投資家からの意見を聴取し、今後の取組に生かしています。なお、2022年度は12月13日に実施しました。

ESG説明会の詳細については「説明会資料・動画・音声」をご覧ください。

グループ会社とのコミュニケーション

グループ会社とのコミュニケーション

当社では、国内グループ会社(2022年度:7社)との情報交換会を年1回開催し、グループとしての環境安全管理レベルの向上を図っています。また、国内グループ会社および生産機能を有する唯一の海外グループ会社である住友制葯(蘇州)有限公司の蘇州工場を対象に、環境および安全衛生(EHS:Environment, Health and Safety)監査を実施し、各種法規制への対応や自主的な環境保全活動が適正かつ適切に行われていることを確認しています。国内グループ会社については、原則、毎年2社ずつ、定期的にEHS監査を実施しています。蘇州工場については、近年では2019年度にEHS監査を実施しました。

地域とのコミュニケーション

当社では、従業員参加型の環境コミュニケーション活動を行っています。河川敷の清掃活動をはじめ、地域の清掃活動に各事業場が積極的に参加し、環境保全に努めています。また、2015年10月から2023年9月まで継続して、大阪府岸和田市にある「住友ファーマの森」で地域の「特定非営利活動法人 神於山保全くらぶ」とともに、森林の保全活動を推進しました。

「住友ファーマの森」については「生物多様性への取組」をご覧ください。