住友ファーマグループは、医薬品事業を中核事業とし、日本はもちろん世界の方々に革新的で有用な医薬品をお届けするため、新薬の研究開発に全力を注ぐとともに、顧客満足度の向上を目指して、医薬品の情報提供活動を行っています。
住友ファーマのバリューチェーン
研究開発、生産・品質管理、営業・マーケティング、信頼性保証、メディカルサイエンス、M&A・提携など、住友ファーマのバリューチェーンの取組をご紹介します。
社会に届ける価値
- 1.革新的な医薬品を中心とするソリューションを持続的に創出することにより、患者さんの治療のみならず、患者さんとそのご家族のQOL(生活の質)の向上に貢献します。
- 2.高品質な医薬品を安定的に供給するとともに、医薬品の適正使用や疾患の正しい理解のための情報を、医療関係者や患者さん・ご家族に適切に提供します。
- 3.研究開発活動を通じた疾患メカニズムの解明や再生・細胞医薬などの新規モダリティの実現により、サイエンス発展に貢献し、新たな予防・治療法の可能性を開拓しています。
研究
精神神経領域およびがん領域を重点疾患領域とし、医薬品、再生・細胞医薬、非医薬を含めた多様なモダリティの可能性を追求します。
-
基礎研究(2~3年): くすりのモトとなる新規物質を発見・創製
-
非臨床試験(3~5年): 動物や培養細胞を用いて薬の候補物質
の薬理活性と毒性を研究
-
アカデミアやベンチャー企業からの技術導入も含め、最先端技術の積極的活用
開発
グローバル開発体制のもと、戦略的な開発計画の策定と効率的な臨床開発の推進により、早期の承認取得を目指しています。
-
臨床試験(治験)(3~7年): 病院などの医療機関で、健康な人や患者さんを対象に同意を得た上で実施
-
使用しやすい医薬品にするための製品設計・プロセス開発
-
厚生労働省への承認申請
生産・品質管理
厳しい品質管理のもと、安定的に製品を供給します。
-
厳しい品質管理のもと、原料調達から物流までのグローバルサプライチェーン体制下で、高品質な医薬品を安定的に生産
-
全国の医療機関、調剤薬局に医薬品を提供
営業・マーケティング
環境変化に応じた情報提供体制を構築し、医薬品の適正使用情報を医療関係者に提供します。
-
環境変化に応じた情報提供体制を構築し、医薬品の適正使用情報を医療関係者に提供
信頼性保証
開発段階から製造販売後までグローバルに製品および情報の信頼性を保証します。
-
グローバルに「安心」を届ける品質保証体制・監査体制の確立
-
開発(治験)段階から製造販売後まで、副作用などの安全性情報を一元管理し、プロアクティブな安全対策・情報提供を実施
メディカルサイエンス
医療ニーズに応えるサイエンスレベルの高い情報を創出・提供・発信します。
-
「アンメット・メディカル・ニーズ」を充足させるエビデンスの構築と発信・普及
M&A・提携
パイプラインの拡充という観点から、M&Aや開発品の導入・提携を積極化するとともに、外部研究機関との提携を推進しています。
-
戦略的投資による買収および導入を積極的に推進
-
注力領域において、後期開発段階や承認済みの品目を優先して幅広く導入・提携
-
国内外の大学を含む研究機関や革新的技術を有するベンチャー企業との研究提携
社会貢献
当社に寄せられる期待や要望を積極的に把握し、事業および社会貢献活動の取り組みに反映し、社会の課題解決に取り組んでいます
環境
自らの環境負荷の責任を自覚し、事業活動のあらゆる領域で環境負荷を低減しています。