デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速
データドリブンな意思決定プロセスを実装し、
全てのバリューチェーンで継続的な業務変革と価値創造に取り組みます。
重点課題Ⅰ
各領域で事業の最適化を追求していた複数の北米子会社を新会社に統合しました。
規模と機能を兼ね備えた新会社により北米での事業基盤をより強固なものへしていきます。
住友ファーマの100%⼦会社(間接保有)
Sunovion
Pharmaceuticals Inc.
精神神経領域での研究開発
(ulotaront他、
12のパイプラインを開発中)
Urovant
Sciences, Inc.
more
事業収益力の強化
ジェムテサ
β3クラスにおける市場リーダーの地位を確⽴し、単剤でブロックバスターを⽬指す。
主要な3症状*1全てに有効な
1日1回投与の
経口β3アドレナリン受容体作動薬
過活動膀胱(OAB)
価値最⼤化に向けた戦略
OAB市場のシェア拡⼤をBiopharma CU*2が強⼒推進
適応拡⼤・上市国拡⼤の実現
OAB市場の動向を⾒据えたシェア獲得
コマーシャル活動の更なる強化
Myovant
Sciences Ltd.
more
more
事業収益力の強化
レルゴリクス
経⼝GnRH*1剤の優位性を浸透させ、両剤で“ダブル・ブロックバスター”を⽬指す。
1⽇1回投与
経⼝GnRH*1受容体阻害剤
進⾏性前⽴腺がん
⼦宮筋腫・⼦宮内膜症
価値最⼤化に向けた戦略
GnRH*1市場の開拓をBiopharma CU*2が強⼒推進
新たなエビデンス構築によるポジショニング確⽴
情報提供活動の更なる強化
コラボレーションの促進
Enzyvant
Therapeutics, Inc.
Spirovant
Sciences, Inc.*
希少疾患領域での開発
(rodatristatethyl、
SP-101を開発中)
Sumitomo Pharma
Oncology, Inc.
がん領域での研究開発
(TP-3654他、
5つのパイプラインを開発中)
Sumitovant
Biopharma, Inc.
グループ会社統括
独⾃のデータ・
コンピューティング機能
DrugOME / Digital Innovation
Sumitomo Pharma
America Holdings, Inc.
シェアードサービス
規模と機能を兼ね備えた新会社により北⽶での事業基盤をより強固なものへ
北米が一つのチームへ
それぞれあった理念と⽂化を住友ファーマグループのブランドの下に統合し、事業⽬的を共有
独⾃データ活⽤技術により
事業・R&Dを加速
新会社にてAdvanced Analyticsチームを発⾜
DrugOME(AI、データ&先端コンピューティングエコシステム)
Digital
Innovation(テーラメイド・デジタルプラットフォーム)
リーンな運営体制
Biopharma CU*による基幹3製品の価値最⼤化
レルゴリクス(オルゴビクス・マイフェンブリー)ビベグロン(ジェムテサ)
トップタレントが結集し、R&Dを推進する共通機能を最⼤活⽤し、最適資源配分とコストシナジーを実現
ストラテジー部⾨を設置し、迅速かつグループ最適な運営
堅実な成⻑
~$1,600M
2023年度売上収益⾒通し
~$400M
コストシナジー
充実した
パイプライン
精神神経領域、
がん領域、その他領域で
約30の臨床試験が進⾏中
重点課題Ⅱ
これまで紡ぎあげてきた専門性、強みやアセットを事業貢献に結びつけ、
中長期の再成長を実現するために、以下のことに注力していきます。
取組①
後期開発品目の確実な上市
ulotaront(開発コード:SEP-363856)、他家 iPS 細胞由来ドパミン神経前駆細胞(開発コード:DSP-1083)等の後期開発品目の開発を加速させ、確実に上市させるべく取り組みます。
取組②
初期開発品目から優先品目の選抜、後期フェーズへの進展
初期開発品目の中から優先品目を早期に選抜し、自社開発を加速させるとともに、外部提携を含めた適切な手段で保有パイプラインの価値最大化を追求し、適正投資配分を実現します。
取組③
特長ある開発候補品目の創出
創薬研究においては、トランスレーショナル研究、バイオマーカー研究およびモダリティ技術において独自性の高い創薬基盤を更に強化するとともに、データ駆動型創薬を推進し、病態の本質を捉えた開発候補品目を継続的に創出することを目指します。
取組④
再生・細胞医薬事業および
フロンティア事業の本格化
2028年度から始まる次期中期経営計画期間での収益の柱に育成するべく、再生・細胞医薬事業およびフロンティア事業を本格化させます。
取組⑤
感染症領域での取組
薬剤耐性菌感染症治療薬およびワクチンの研究開発を外部連携により推進し、グローバルヘルスへの貢献に取り組みます。
着実に事業貢献まで結実
重点課題Ⅲ
米国グループ会社の再編を契機として、
迅速かつグループ最適な事業判断ができる経営体制の構築に取り組みます。
機能組織のグローバル連携における
スピードと質的向上
効率的・客観的な情報集約・
ローカルでの速やかな執行
事業・領域横断的かつ
迅速な意思決定体系の確立
グループ最適な判断・時宜に
かなう意思決定
重点課題Ⅳ
データドリブンな意思決定プロセスを実装し、
全てのバリューチェーンで継続的な業務変革と価値創造に取り組みます。
重点課題Ⅴ
グローバルで共有するフィロソフィの浸透を通じてグループ一体経営を推進します。
経営戦略と連動した人材戦略により、個人と事業の成長を実現し、
社会に対して継続的に価値を提供します。
住友ファーマグループのフィロソフィ
理念
⼈々の健康で豊かな
⽣活のために、研究開発を
基盤とした新たな価値の
創造により、
広く社会に貢献する
バリュー
Patient First
Always with Integrity
One
Diverse Team
行動宣言
中長期企業戦略